こんにちは! bikeportスタッフ木村です。
さて、bikeportは常に新たな商品をお客様に知って頂こうと日々努力しております。(ただし、多すぎてご紹介できていないものも…)
今回は、当店でも入荷予定の最高級ブランドのご紹介&パーツインプレッションをさせて頂こうと思います!!
ご案内。
『CADEX ( カデックス ) 』
不可能への挑戦を続ける、という言葉を掲げハイパフォーマンスを常に追い求めるプロレーサーにとって最高と言えるブランドとして今季新たに立ち上がったブランドです。
ジャイアントオーナー達はもちろん、世界中のロードバイク乗りは凄く大注目していたと思われます。
Youtube channel ♯CADEX Cycling
今回、どこよりも早く『CADEX』を知ろうと、知ってもらおうと思い頑張らさせて頂きました。(いつも、ありがとうございます。)
今回お借りしたホイールの仕様をご紹介。
CADEX 42 Tubeless (キャリパーブレーキ仕様) 重量(ペア) : 1265 g
Tire : CADEX Race Tubeless 700×25C 270 g
Sprocket : SHIMANO Ultegra 11-30T
CADEX 65 Tubeless (キャリパーブレーキ仕様) 重量(ペア) : 1425 g
Tire : CADEX Race Tubeless 700×25C :重量 270 g
Sprocket : SHIMANO Ultegra 11-30T
今回はスタッフ木村と、bikeportサポートチーム「bikeport R.R (バイクポートラピッドレーシング)」のライダー田中が実際に装着し、ハイエンドホイールの実力を知っていこうかと思います。
まずはサポートライダー田中のインプレッション。
右足のクリートはめて漕ぎ出した瞬間に分かる軽さと加速性。 「ホイールが勝手に進んでいく」 大袈裟ではなく本当にそんな感じ。 登りで全力でもがいてみたけど高剛性で安定感があり、スイスイと登っていく。 そして何より見た目がカッコいい。 素直に欲しい。
短い文章ではありますが、まさしくその通りの体験だったのだと読み取れます。
1265 gの超軽量は、登りではかなりの強さに繋がります。高剛性を持ち合わせた超軽量カーボンリムに加え、高耐久、高強度のCADEXカーボンスポークがこの軽さの秘密ですが、
「ホイールが勝手に進んでいく」、この感覚をまだ味わったことが無い方にとってはとても不思議な事かと思いますが本当なのです。のホイールは、ただ軽いだけでは剛性が落ち、パワーロスに繋がります。
難しい話ですよね…。簡単に言うとどんなホイールでもバランスがとても大事なのです。
ところが、『CADEX』は全てをクリアしてます。
ヒルクライムレースをメインにしているバイクにも非常にオススメしたいホイールです。
続いて、スタッフ木村のインプレッション。
長年愛用しているジャイアントのエアロロードバイク 「 PROPEL (プロぺル) 」に今回はCADEX Wheel 65㎜ハイトを装着しいつも通りの走りをしてみました。
まずは一言、「とても玄人向けのホイールだと最初の走行で実感。」
65㎜のディープリムはやはりかなりの高剛性のため、それなりにパワーが必要でした。少し自分の実力に似合わない(ホイールが凄すぎて)のではないかと少しネガティブな気持ちを持ちながらイベント始まりました…。笑
20㎞位走り、だんだんと慣れてきて、私は感じました。スピードが乗ってくると自然と前へ進む、これが面白いんですよ。速度が35キロを超えたあたりで、パワーではなく高ケイデンスでペースを上げ、最終的に速度40㎞以上の高速巡行が楽にできるんだと実感しました。
HOOKLESS RIM DESIGN (フックレスリムデザイン)
リムとタイヤとの段差を減らしエアロ効果を高めた構造。
上記写真のように、CADEXタイヤ 700×25Cの装着時はこんな感じ。見た目からしてエアロ効果抜群なのです!
実際に走行していて、エアロ効果とは感じるものなのか? そんな疑問にお答えいたします。
私は、感じました。
私は数字ではその効果を説明できないのですが、速度が乗ってきたとき(高速巡行時)に感じるんですよね。すうぅぅ~っと風に逆らわず前に進んでいく感じが。頑張って数字で例えますと、(条件:パワー値・ケイデンス数・30秒間の速度変化を同じ条件とする。ただし、速度に合わせギアチェンジは有。)
・普通のホイール (速度) 40 → 40 → 41 → 42
・CADEXホイール (速度) 40 → 43 → 45 → 48 → …
おそらく、同じ条件 (パワー値、ケイデンス数)で考えるとこのぐらいの差が出るのではないかと思います。(本当に、そう感じます。)
長年、感覚を大事にエアロロードを乗ってただけあって自信を持って言えます。
強烈でした。平坦がこんなにも楽に速く走れるなんて…。実際にレースではもっとかっ飛ばして走れるんだなと、、物欲を掻き立てられました。笑 もちろんレースの内容や、脚質によってハイトを選ぶことが大事なので全ての方におススメできるとは思ってません。サーキットコースのレースや、ツール・ド沖縄のような規模の大きいレース、ロードバイクだけでなくトライアスロン・TT (タイムトライアル)でももってこいのホイールだと思います。(CADEXホイールのラインナップには、バトン&ディスクホイールもあるのでそちらも気になる…。)
ただ今のお客様方からのご意見として、「金額が…苦笑」とお声を頂いておりますが…。こちらのホイールは金額以上の価値があります!! 奮発して買っても後悔はないかと思います。
私もそのうち購入しますので、皆さまも是非!!
続いてタイヤの性能のお話。
CADEX Race Tubeless 700×25C
次回、別ブログにて沢山のタイヤ比較してみたブログ上げますので、、、手短に…。
凄く良いタイヤでした。チューブレスなのに重量が270ℊ。軽さが性能に出ているのが凄く感じられます…。
ただ軽いだけじゃない、RR-S コンパウンドという最先端のシリカベースタイヤコンパウンドを使用。圧倒的に低い転がり抵抗を実現。富士五湖を走った際、多少道がボコボコだったため空気圧が高いと跳ねてパワーを入れずらいと思ったので、今回は空気圧を落とし走行。(110PSI(下見) → 90psi(イベント当日))
最高でした。170TPIということでとてもしなやか、コーナリングもとても安定してました。
近日、bikeport横浜西口店にて試乗ホイール&タイヤが入荷してまいります。
当店では今までに沢山の高級ホイールを販売してまいりましたが、『CADEX (カデックス) 』は期待して頂いても良いと思います。
おそらく、期待値以上の性能を発揮してくれるのではないだろうかと思います!!!
ホイールが気になるのであれば是非bikeportに寄って下さい。
面白い話、しましょう。笑
以上木村でした。